未決済建玉

未決済建玉とはデリバティブ取引所のBTC/USD取引ペアで現在行われているオープンポジション(ロングポジションとショートポジションの両方を含む)の数と定義されます。

定義

未決済建玉とはデリバティブ取引所のBTC/USD取引ペアで現在行われているオープンポジション(ロングポジションとショートポジションの両方を含む)の数と定義されます。

解釈

未決済建玉の値が大きいと、BTCの価格のボラティリティーが高まっていることを示すことができます。このため、未決済建玉チャートは追加の指標を用いて市場のトップとボトムを判断するのにも有効です。

使用例

ボラティリティーへの相関分析

未決済建玉(説明変数)とボラティリティ(目的変数)には統計的に正の相関があることがわかりました。また、モデルのR二乗は0.36と推定され、この値は金融データであることを考慮すると合理的に高いものです。

今回の実験は、以下のような設定を行いました。

  • 日付の範囲は「2018-11-05」から「2020-06-01」までとします。

  • ボラティリティーを計算するために、15日間でデータをリサンプリングします。

  • ボラティリティは、リサンプリングされた各期間の最大値と最小値の差分として計算されます。

  • 上のグラフの値は対数表記です。

データへのリンク

最終更新